お知らせ
血便があったとき、大腸カメラは必要ですか?③
30代の血便について
30代の方の血便も、痔や切れ痔が原因であることは多いです。
ただ、30代になると、私は少し説明の重みを変えています。
当院では、29歳の進行大腸がんを複数経験しています。
頻度としては決して多くありません。
それでも、実際に若い方の大腸がんを診ていると、
「若いから大丈夫です」
とは、簡単には言えません。
特に、
血便が続いている
便が細くなった
下痢と便秘を繰り返す
腹痛が続く
体重が減っている
貧血がある
ご家族に大腸がんの方がいる
このような場合には、30代であっても大腸カメラをおすすめします。
痔があるからといって、大腸に病気がないとは限りません。
「痔もある」
「でも、大腸にも確認すべきことがあるかもしれない」
このように分けて考えることが大切です。
30代の血便では、
若いから様子を見ましょう
ではなく、
若いけれど、必要なら大腸まで確認しましょう
という説明をしています。
